ラ レーヌ ビクトリア(La Reine Victoria)
コロンとしたかわいいカップ咲がとても魅力的なラレーヌビクトリア。華奢な枝ぶりと小ぶりな花が咲く感じが、守ってあげたくなるような印象を受けます。育てているうちに本当に愛着が湧いてくるお気に入りのバラです。
品種の詳細
品種名 | ラ レーヌ ビクトリア |
英名 | La Reine Victoria |
作出 | 1872年 |
作出国 | フランス |
作出者 | Joseph Schwartz |
樹形 | シュラブ 半つる性 |
樹高 | 2.0~3.5m |
花径 | 中輪 6~7㎝ |
香り | 強香 |
系統 | ブルボン |
咲き方 | 返り咲き |
育てやすさ | 普通 |
かかりやすい病気 | 黒点病 |
育つスピード | 普通 |
ラ レーヌ ビクトリアの特徴
色合い
濃いピンクというよりはピンクにラベンダー色を足したような優しい色合いの花です。
香り
甘すぎない、品のあるいい香りがします。
枝ぶり
細い枝にコロンとした花を咲かせます。半つる性ですが、直立して育つ感じになるので誘因を適時行います。葉は覆い茂る感じではなく花を際立たせるように生える感じです。
トゲ
トゲは少ない方ですが、しっかりあります。トゲ同士の間隔が開いていて、多くないので誘因はしやすいです。
育てていて感じること
あまり農薬を使用しないで育てているので、黒点病にかかりやすく、毛虫などもたまにつきます。桜が散ったころに付いていた葉が広範囲で黒点病になってしまい、その後毛虫にもやられていて開花を心配したのですが、6月上旬に花が咲き始め新芽もたくさん出てきました。他の早いバラが5月に開花し始めてちょうど散ったころにラレーヌビクトリアが咲いてくれた感じです。
花の感じが華奢な枝ぶりにコロンとした花付きで、開花までの心配も相まって本当に守ってあげたくなるかわいいバラです。