カクテル(Cocktail)
一重咲きのバラの代表作で、深くて魅力的な赤とグラデーションを思わせる中心部の濃い黄色が特徴的なバラです。シュートがよく伸び、ツルバラと変わらないくらいしっかり伸びるので、ついついシュラブ系だということを忘れてしまいそうなほど。人気は高く、枝いっぱいに開花する様は本当に素晴らしいバラだと思います。「第17回 世界バラ会議 フランス リヨン大会」で殿堂入りを果たしました。
品種の詳細
品種名 | カクテル(コクテール) |
英名 | Cocktail |
作出 | 1957年 |
作出国 | フランス |
作出者 | Francis Meilland |
樹形 | シュラブ 半つる性 |
樹高 | 2.5m~4.0m |
花径 | 中輪 6~7㎝ |
香り | 微香 |
系統 | シュラブ |
咲き方 | 四季咲き |
育てやすさ | 育てやすい |
かかりやすい病気 | ベト病 |
育つスピード | 普通 |
カクテルの特徴
色合い
鮮やかで深い赤に中心部が濃い黄色。咲き進むにつれてだんだんと中心部の色が落ちてきて、、白っぽくなっていく。
香り
香りはほとんどなく、表現に例えるのも難しいほど分りません。
枝ぶり
シュラブとは思えないほど長めの枝が伸びてきます。しなやかで誘引しやすく、葉が少なめです。
トゲ
トゲは多いです。大ぶりのトゲから小ぶりのトゲまでが枝にびっしり生えています。古い枝の方がトゲが若干少ないですが、新しい枝の方はびっしり生えています。
育てていて感じること
カクテルはうちの庭ではなく、実家の庭で育てています(笑)私はトゲが多いのはあまり好きじゃないんですが、母があこがれだった花だとかで、やはり、定番のバラのようです。
ほぼ無農薬でも育ちますが、葉は虫に食べられることも多く、もともと葉が覆い茂るほうではないので、食べられてさらに葉が少なく感じます。
花付きが良く、しっかり誘引してあげることで枝いっぱいに花を咲かせてくれます。ただ、トゲが多いので誘因するのは大変です。