エメラルド アイル(Emerald Isle)
花持ちが本当に良くて、トゲがなく、変化する色合いとどこをとっても一番のお気に入りのバラ。優しくて控え目な色合いが独特です。
エメラルドアイルはその名のとおり、「緑の島」という意味です。イギリスの一部であるアイルランドはアイリッシュクローバーを象徴するように「緑」がメインカラーで、「エメラルドに輝くアイルランド」をイメージして名付けられました。
ずっと眺めていても飽きることがなく、どこかレトロな色合いがドライフラワーにもおすすめです。
品種の詳細
品種名 | エメラルド アイル |
英名 | Emerald Isles |
作出 | 2008年 |
作出国 | イギリス |
作出者 | Dickson |
樹形 | つる性 |
樹高 | 2.0m |
花径 | 中輪 6~8㎝ |
香り | 微香 |
系統 | クライミング |
咲き方 | 四季咲き |
育てやすさ | 育てやすい |
かかりやすい病気 | ほとんどなし |
育つスピード | 普通 |
エメラルドアイルの特徴
色合い
優しいグリーンからクリーム、アプリコットまで、花の開きや時期によって色が変化します。独特の色合いがなんともいえないエメラルドアイルだけの特徴です。
香り
香りはほとんどなく、表現に例えるのも難しいほど分りません。
枝ぶり
成長スピードは遅いものの、枝は太くしなやかです。葉が密に生えていて、株が大きくなるとシュートがいくつも出てきます。農薬がなくても元気に育ちます。
トゲ
トゲはないと言っていいほど全く気になりません。ツルツルの枝は柔らかく、扱いやすいです。特にこのトゲのない枝の感じはなぜか好きな部分です(笑)
育てていて感じること
エメラルドアイルは他のバラとは違う独特の雰囲気のあるバラです。農薬がなくても平気で、毛虫などの被害にも合いにくいです。花は房成に咲き、色が変化していって、枯れても花弁が自然と落ちることが少ない感じです。波状の花びらがギッシリと集まり、控えめながらも見事に咲いてくれます。