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バラの鉢植えの行い方【庭植と鉢植えの違いと注意点】

コンパクトにバラを育てる場合やベランダなどで育てる場合は、鉢植えやコンテナ栽培がおすすめです。

植木鉢選び

鉢選びは、バラが今後育っていく場所選びと同じなのでとても重要です。ポイントを抑えてバラに合った鉢を選んでいくようにします。

大きさ

鉢やコンテナを選ぶ際は、苗の大きさに応じて鉢の大きさを決めていきます。鉢の大きさはバラが今植えられている鉢やポットよりも一回り以上大きいものを選ぶようにします。バラは深根性なので高さのある鉢を選びましょう。

鉢の素材

鉢にはプラスチックのものや素焼きのものなど様々なものが販売されています。バラの苗は繊細で根腐れや根枯れなどを起こして苗が枯れてしまうこともあります。

バラの鉢を選ぶ時は、蒸れにくく根の温度の変化が少ない素焼きの鉢を選ぶようにしましょう。

用土選び

バラの根は繊細で、合わない土では育たないこともあるほどです。そのため土選びは十分気を使って行います。バラの鉢植えでは水はけと保肥力がとても重要です。

赤玉土、乾燥牛糞、腐葉土などの土を混ぜて使ったり、もともとバランスよく混ぜられた培養土を使うようにしましょう。

庭植と鉢植えの違いと注意点

鉢植えのバラは庭植とは違い、育てていく中でも気に掛けるポイントがたくさんあります。

・水やり

・剪定

・植え替え

まず、土が限られ、温度変化の激しい鉢植えの場合、水やりをたっぷり行うようにします。水は鉢底から水が流れ出るくらいを目安にあげるようにしましょう。

剪定は強めに行い、あまり大きくならないように育てます。土や鉢の植え替えは、数年に1度、バラの休眠期に行いましょう。

鉢への植え付け方

  1. 培養土を鉢の3分の1くらいに入れていきます。
  2. IB肥料を少し入れます。根が伸びた先に肥料があるようにした方が根の成長に良いので、肥料を入れたら土を少しかけるようにします。 
  3. バラの苗を植え付けます。バラの苗を鉢から抜く際はそっと行い、土を崩さないようにします。鉢から抜いたその形を維持するように植替えを行い、隙間を埋めるように培養土を足していきます。無理やり土を詰めたり、押さえつけたりすると水はけが悪くなり、根が傷むので注意します。
  4. バラの苗を植え付けます。バラの苗を鉢から抜く際はそっと行い、土を崩さないようにします。鉢から抜いたその形を維持するように植替えを行い、隙間を埋めるように培養土を足していきます。無理やり土を詰めたり、押さえつけたりすると水はけが悪くなり、根が傷むので注意します。植え付けから2日後の様子。